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伊坂幸太郎おすすめ厳選3本 |全作品読んでいるミュージシャン視点で紹介!

伊坂幸太郎 おすすめ本・小説・作品

どうも、Yohei Nakamura(ミュージシャン)です!

今回は全作品読破している
伊坂幸太郎さんのおすすめ作品を

ネタバレ少なめで
独断と偏見と愛情
を持って紹介していきます!

ご参考になれば嬉しいです!!

はじめに/
ネタバレなしで伊坂幸太郎おすすめ

読書 伊坂幸太郎おすすめ

伊坂幸太郎
-吉川英治文学新人賞、本屋大賞、山本周五郎賞などの
受賞歴はもとより

映像化された作品ばかりの作家さんですが。。

とにかくハズレがない作家さん

だと思います。

ネタバレ少なめです

先にお断りしておきたいのが、、
僕は映画や小説のあらすじ”
というのを

出来ればあまり知りたくないタイプなので

おすすめの本」を純粋にできるだけ
シンプルに
愛を込めて列挙して行こうと思います!

あらすじをがっつり知ってから読みたい方
あまり合わないかもしれません!

伊坂幸太郎さんの作品は
間違いなく全て読んでます

自信を持って
全作読んでいると断言できます!(勝手に)

本当にほぼ全て名作なので選べないのですが
全作品読んでいる上で、

まずは読むべき
3作品をメインに紹介しつつ挙げていきます!

伊坂幸太郎おすすめ本
まず必ず読むべき3選+α
*ネタばれなし

まずはとにかく読むべき3作品!

その①砂漠 :セリフが最高すぎる
伊坂幸太郎が描く青春小説の金字塔

〜一部引用

目の前の人間を救えない人が、
もっとでかいことで
助けられるわけないじゃないですか

歴史なんて糞食らえですよ。
目の前の危機を救えばいいじゃないですか。

今、目の前で泣いている人を救えない人間がね、
明日、世界を救えるわけがないんですよ

〜引用
西嶋のセリフ  砂漠/伊坂幸太郎

 

大好きなセリフです。

「砂漠」
本当にいいセリフだらけなんですよね。。。

昨今の悲しいニュースや事件を目に、
耳にしたときにこのセリフを思い出します。

かっこ良すぎるぜ西嶋っっ

もちろん、
西嶋はこんなかっこいいセリフだけを
言うだけではなくてむしろ、、、、

ネタバレになるのでやめておきます

愛すべきキャラクター、とだけ言っておきます

 

いわゆるジャンル的には

青春モノになるかと思いますが

青春-伊坂幸太郎-砂漠

美男美女が勢揃いしたりするわけではない
特殊だけれど、どこか身近な物語で

きっとどこかの場面、登場人物の誰かのセリフ

必ず共感できるのではないでしょうかね!

買ってみて損はないかと!

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砂漠はもちろん、
それぞれの作品で名台詞があるのでキリがないですね。。。

おすすめ作品 その②グラスホッパー
疾走感とスリルは伊坂幸太郎作品随一!!

 

これは、内容をホント特にあまり引用したくないな。。。笑

前情報なしで読むのがおすすめ度がさらに高いと思います!

ある職業の登場人物たち。

伊坂幸太郎おすすめ小説-グラスホッパー

それぞれの視点に移り変わりながら進んでいく臨場感
疾走感とスリルは伊坂作品随一の内容になっています

非現実なはずの登場人物にも関わらず
ある日電車で、
一緒に乗り合わせそうな気がするほど

おすすめです!

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そして、
この作品もシリーズになっているので
読み終えて続きが読みたいっっっ!
と思った時に

またすぐ会える!
という嬉しいメリットがありますね

マリアビートル

グラスホッパーの続編!
ノンストップエンターテインメントです!!

シチュエーションがこんなに限定されていても
ここまで面白くなるものなんだなぁと
素人ながら思いましたね

キャラクターも各々はっきりと立っているので
めまぐるしく変わる状況、視点でも没頭できます。

とんでもない技術!!!

 

AX

グラスホッパー、マリアビートル

と来て、もうないかな。。と思ったら

また読める喜び!
そして、この作品は特にそうなのですが

伊坂作品は基本的に
“丁寧なユーモア”が必ず含まれていて
そこも好きな理由かと思っています。

またこれが、単なる続編じゃなくて

うわーこう来たかっ
ってのが連発です

まずは、
グラスホッパーを読んで気に入ったら
続編も間違いなくおすすめです!!

今からこの3作品を

まっさらな状態で読める方が
羨ましいです(皮肉でなく)

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おすすめ作品その③ゴールデンスランバー :

もし1作品だけ挙げろと言われたらこれです。
大好きとしか言えません

伊坂幸太郎 作品
個人的圧倒的NO.1作品

 

僕は

5回以上、
人に買ってプレゼントしたこと
があります

 

はっきり言って一番好きな小説です。

 

エンターテイメント性がとにかく優れていますが、

 

胸の奥の奥にしまってある
大事な大事な場所に

そっと光が当たるようなエピソードが満載です。

“あいつはどうしてるかなぁ。。。”

と、
昔の友人や、別れた恋人、
あの日の喜び、痛み、優しさを
想い出させるシーンが満載です。

 

そしてあんまり書きたくないですが、、

伏線の回収に鳥肌が立ちます

あぁ、、
読んだ人と酒飲みながら話したい。。。笑

ショーシャンクの空に
が好きな人も、すべからく大好き、、、
な気がする

。。。僕がそうだからって言う
貧弱な理由ですけど

伏線を丁寧に回収する作品が好き

基本的に、映画でも小説でも
伏線を丁寧に回収する作品が好きです

読者の想像に任せる
という手法もありだとは思いますが

張り巡らせた伏線を投げないで

きちんと回収していく伊坂さんのやり方
控えめに言って、とても好きです。

 

行間を読ませる、説明しすぎない

のが大切な

歌詞を書いている僕がこんなこと言うんかいっ
とも思いますが。。。。

本屋大賞受賞
伊達じゃないっっ(νガンダムは〜以下略)

これを読んで好きになれなかったら、、、
もう合わないのでは。。。

僕が決めていいことじゃないですね

少なくとも、
ゴールデンスランバーを好きじゃない人は
ごめんなさい、、、
このブログは参考にならないかも。。。

でも、でも、、、

買って間違いないです!!

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伊坂幸太郎さんは音楽が大好きだ

それは間違いないと思います。

オーデュボンの祈りを始めとして
音楽や楽曲が大きく関与している作品が多いんですよね

ゴールデンスランバーも
ビートルズの曲名からとっていますし
挙げればきりがないほど

伊坂さんは会社員時代に

斉藤和義さんの 「幸福な朝食 退屈な夕食」
を聴いて作家に専念するために退職した

とインタビューでも答えているように
音楽への愛情、造形の深さが感じられます

イチミュージシャンの端くれとして
やはり嬉しいものです。

勝手に。

 

まずは以上、

まずはこの3作品

この
1、ゴールデンスランバー
2、グラスホッパー
3、砂漠
は、ほぼ全てが名作の伊坂作品の中でも

まず間違いないです!

とはいえ、

この3作品以外にも名作揃い!!!!

超個人的おすすめの読み進め方

個人的なおすすめとして

初めにゴールデンスランバーを読むより

初期の伊坂幸太郎作品をひとしきり読んでから読む
のがおすすめですね!

ショートケーキのイチゴを先に食べる人タイプの方は
ゴールデンスランバーから読むのもありですが

さてそこにたどり着くまでのオススメを!

 

終末のフール

 

問答無用でオススメできます

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」

「あなたの今の生き方は、
どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」

終末のフールより引用

 

上記のセリフは

伊坂作品の中で一番好きなセリフかもしれません。

 

自分の生き方によほど満足していない限り

つまり、
ほとんどの人に突き刺さるセリフなのではないでしょうか??

このセリフの前後も、
胸と鼻の奥の何かが溢れ出しそうになる
エピソード満載なんですよね。。。

みんなわかってはいると思うんですよ

”言葉では”

 

明日が来る保証なんてないこと

明日また会えるのは当たり前じゃないこと

それでも
どうしても現状に甘んじたり

今が続くことがまるで約束されたかのような生き方を
つい、してしまいますよね。。。

僕はそうです。

音楽や、小説は

言いたいことは同じだったとしても
違う言葉、手法、視点で
表現することで
刺さるモノになるから面白いですよね

この文章の中に、
少しでも引っかかった場所があったとしたら
終末のフールもぜひ読んで欲しいです。

これも映画化もされましたね

終末のフール、、超好きです。。

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