Beautiful Ordinary Days(エッセイ)

8月15日

この日がやってくる度に
優しかった母方の祖父を思い出します

戦争で片足を無くした祖父

いたずらをすると
「ようへいは悪いやっちゃのぉ」
と笑顔で優しかった祖父

わずか62歳で亡くなりました。

当時4歳の僕には
死がどんなものなのかよくわかっていなかったけれど
とにかく悲しくて寂しくて泣きました

もっと長生きしたかっただろうし
長生きして欲しかった

責任感の強かった祖父は
敗戦を知った時
責任を取って自決する気だったそうです

それを、日本の復興のために尽くそう
という周りの説得で日本に帰国して

それから母が産まれたそうです

その未来に僕はいる

生まれつきの平和が
当たり前ではないことを想う日です

そして感謝を。

じいやん、ありがとう

2018.8.15

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